
ところで、採用動画はどういう目的のために制作するべきなのでしょうか?
採用動画は、直接的に求人内容を訴求するツールではなく仕事理解を促進するためのものです。
昨今において、採用動画は企業が採用活動を行うにあたって、今や1つの重要なツールとして定着しつつあります。
今回は、そんな採用動画の「仕事理解」目的の側面にフォーカスを当てて説明していきたいと思います。
採用を目的とした動画は、大きく以下の2種類に分けることができます。
では、それぞれどのように異なるのか詳しく見ていきましょう。
すぐに人材が欲しいといった「求人」を最優先に目的とした動画が顕在層向けと言えます。(給与や勤務時間などの条件が列挙されている)
ただ、採用動画を観ただけで、いきなり企業への応募に至るケースは少ないと考えられます。
というのも、顕在層はすぐに就業したい、転職したいと考えているため、業界や職種、企業カルチャーへのマッチというより、勤務地・給与・勤務時間などの条件を最優先する可能性が高いためです。
もし、応募数を最大化することを目的とするならば、しっかりと労働条件が記載された求人票とセットとして動画を提供すると良いでしょう。
上記の顕在層向けとは異なり、潜在層に対しては「気づき」や「理解」に主眼を置いた動画が有効です。
就職・転職市場において、どういった層が潜在と言えるのか。具体的には、学卒の場合ではまだ就職活動を始める段階では無い学生、キャリア採用の場合では「在職中」の方が当てはまるでしょう。
潜在層向けの動画の本質的な価値に関しては、以下より説明します。
一般的に求人メディアといえば、例えば「タウンワーク」に代表されるような求人票を掲載したメディアのことを言います。
求人メディアの特徴としては、求人の募集、応募から採用に至るまでのフローに特化している点が挙げられます。
他方でENLISTは、採用に関係する情報を動画として扱っているものの、求人メディアではありません。応募に至る前のリードタイムにおいて、潜在層に対して動画で段階的アプローチを行い、応募意欲や入社意欲を高めるためのツールです。
①業界理解(どういう業界なのか?どういう企業が存在するのか?)
↓
②職種理解(業界の中にどういう仕事や職種があるのか?)
↓
③企業理解(①と②の中にどういう企業があるのか?)
何のためにこのプロセスを重視するのかと言えば、それは採用のミスマッチを無くすためであることに尽きます。
就職や転職というのは、採用する企業にとっても、採用される候補者にとっても、決して安易に決断できるものではありません。ゆえに、応募に至る前段階からより多くの情報をもとに仕事理解を深めていく必要があります。
「潜在層向けの動画」による仕事理解の促進、それがENLISTの価値です。
ソフトバンクホークスのバレンティン選手が自身のインスタグラムで「幸せはお金で買えない」と投稿した例に代表されるように、いくら高給で条件が良い仕事に就いたとしても幸せになれるとは限りません。
仕事満足度は、その仕事がどれだけ好きなのか、どれだけ熱中して取り組めるか、また楽しめるかによるでしょう。
ENLISTは、採用におけるミスマッチを無くし、自己実現を手助けする採用動画のプラットフォームとして今後も変わりなく機能し続けます。
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