
採用を目的とした企業PRに最適なツールである採用動画。
自社のブランドを伝えるため、「かっこいい」と思われるような採用動画を作りたいと考える企業は多いのではないでしょうか。
今回は、そんな「かっこいい」に着目して採用動画をピックアップしたので、ぜひご覧ください。
そもそも「かっこいいの本質とは?」「どうすればかっこいい採用動画が作れるのか」といった点を考えながら見ていただけると幸いです。
まずご紹介するのは、アメリカ海軍のリクルートムービーです。新兵募集のために作られた動画です。
さすがは世界一の海軍といったところで、艦船や潜水艦、航空機などが登場し、まるで映画のワンシーンのような採用動画となっています。
特にナレーションによる説明もなく、ひたすら海軍の装備が動くシーンだけが続きますが、そんなシンプルな構成がまたかっこよさを際立たせています。
http://enlist.jp/v/7f6hgB-qoGU続いてご紹介するのは、LINEのエンジニア向け採用動画です。
動画は、LINEの働く環境やグローバルで協業するLINEのエンジニア組織の文化を紹介するという内容になっています。
この採用動画の特徴は、編集のかっこよさにあります。
世界に広がる拠点ごとのエンジニアのインタビュー映像をただそのまま流すだけでなく、コアバリューなどのエンジニア共通のキーワードをつなげて編集しているのが非常に印象的です。
セリフをつなげることでエンジニア組織の一体感を演出しているようにも感じます。
http://enlist.jp/v/0b1bE79U_s8次にご紹介するのは、川崎重工の神戸第1ドック建造プロジェクトの紹介動画です。
厳密に言えば、こちらの動画は採用だけを目的とした動画ではありません。
従業員はもちろんのこと、川崎重工に関係する全ての人に向けて作られたブランディング動画のように感じます。
内容は、川崎重工の発展の礎を築いた神戸工場の第1号ドックの建設にまつわる物語を、プロジェクションマッピングという形でドッグの壁面に映し出すという斬新なプロジェクトをまとめたものとなっています。
映画やドラマになってもおかしくないぐらいの壮大な物語で、かっこいいを超越して観る人すべてに感動を与える動画なので、ぜひご覧ください。
https://enlist.jp/v/P4Y2pW1zds0日立製作所の採用動画を紹介します。
とにかく泥臭くて熱いメッセージが籠っている採用動画です。
こういった「夢」や「未来」を本気で語る動画は、出演者が中途半端に恥ずかしながら演じると、制作の意図と反してダサくなってしまいがちです。
しかし、日立製作所のこちらの採用動画では、良い意味で出演者(社員)が振り切っているので、観る方もここまで熱く語られると、かっこいいと思わされてしまいます。
https://enlist.jp/v/GL8TL1IZ2bA横浜鉄構の採用動画です。
横浜に拠点を置く横浜鉄構はダム、河川の水門設備などのメンテナンスをメインに行う企業です。
特徴としては、ダム風景と作業員がマッチした映像がとても美しく、こんな巨大な建造物を人間の手で管理しているのかと思いながら観るとかっこよく感じます。
ダムには魅力がつまっており、ダム好き・ダムにハマる人が多いというのも納得できる気がします。
https://enlist.jp/v/pxSeWj3gxQI続いては、URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)の採用動画です。
アーバンリサーチは、言わずとも知れたセレクトショップを運営するアパレル会社。
アパレル店員は、いつの時代もかっこいい・憧れの職業です。もちろん映像的にもオシャレな店員さん達が登場し、かっこいい仕上がりとなっています。
ただ、アーバンリサーチが意図して表現するのはそんな外面のかっこよさではありません。
映像的なかっこよさだけに終わることがなく、ファッションに対する理念や考え方、熱意をしっかり伝えようとしているところがポイントです。
https://enlist.jp/v/4D2mGJQvCiM最後にご紹介するのは、人力車のえびす屋の採用動画です。
こちらの動画は、ナレーションやストーリー的な要素は一切なく、ただ俥夫さんがかっこよく働く姿が映像として流れているだけです。
まさに「働きぶりを見れば、その会社や従業員の責任感や人間性、価値観を判断できる」にふさわしく、おもてなしの心を持って丁寧な仕事を行う俥夫さんを見ているだけで、思いが伝わってきます。
https://enlist.jp/v/f0pKpJ4d9l0今回は「かっこいい」に着目して採用動画をピックアップしました。いかがでしたでしょうか。
1つ誤解してはいけないのは、「かっこいい」と思われるような動画は作ろうと思って作れるものではないということ。
あくまで企業の内面を映像化した結果、「かっこいい」のであって、無理に外面だけを化粧して視聴者に伝えようとしても、中身がともなっていなければ、化けの皮をすぐに剝がされます。
今回紹介したどの企業も、組織文化や働く環境、理念などの内面を磨き続け、そのままさらけ出しています。
採用動画を制作される際には、見た目のかっこよさに捉われず、まずは自社をよく知る、インナーブランディングに取り組むことをオススメします。
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